混沌をして語らしめる

読書記録とKJ法

文章という乗り物

文章という乗り物からでないと見えない景色というものがある

これは、「詩」だ。その後に続く、「文章には慣性が働く」これは理屈である。「一度書き出したら止まらなくなる」これは嘘。止まってしまうものは止まってしまう。

「突き詰めて考えてみれば」などと自分を鼓舞してみても続かないものは続かない。堂々巡り、トートロジーだ。突き詰めてもいないのに突き詰めて考えたことに文章はなっている。読み返して引っかからないなら、それもありかも知れない。考えたくなかった、その時は。

文章という乗り物(2)