忘れるのがもったいないから…
何に使うのかわからない文書やフレーズをラベルに書き写して蒐集する。それは殆どが他人の作品だ。映画でも何でも せっせと引用してはKJラベルを作成してゆく。
どんな作品も二度見することは殆んどないから、そうやって記録して行くけれど、だんだん退屈で面倒になってくる。発見のよろこびは、次の展開を見通せず色褪せ、頼みの綱のKJ法は開店休業中である。
初見こそが全てのハズが…
発見のよろこびを求め、まだ見ぬ世界を求めてサブスクの海へ探しに行く。ハードディスクにどんどん溜め込んでいく。気がつけば己の可処分時間を大幅に超過している。
だから、全部見るのは諦めている。早送りが流行る理由だよ。お気に入りの登録と録画までで終わりです。
心からウキウキワクワク出来れば、量は問題じゃない筈なのに、蒐集を止めることができない。KJ法の録画バージョンなのかも知れない。 全部見終わるのと、自分の寿命が尽きるのと、どっちが先?