OOM Killerの衝撃
OSのインストールはAlma linux一択となる。インストールが終ったら最新の状態にアップデートをするのは、LinuxでもWindowsでも同じだが、ここで問題がおこる。変てこなエラーが出て処理がとまってしまうのだ。英語はわからんが、語尾がkilldとか不吉だ。
まさかと思ってパッケージの一つを試しにインストールしてみたら、案の定処理は止まる。つまり、ここから先は何もできないんだという事である。
いったい どんなエラーを吐いているのか調べたら「OOM Killer」というエラー。メモリ不足のためプロセスを強制終了させるOS側の延命措置とのことだ。
その名の通り「プロセス殺すマン」である。今実行している処理を中止するのだ。メモリ不足が原因だとか何とか…どーせ、安いサービス使ってますよ(月698円)。しかしランニングコスト的には、私にはこの辺が限界なのだ。
さて、どんなトラブルシューティングを行なったのかが気になるところだが…
結論から先に言うと、やりかけの作業は全て破棄してAlma Linuxのバージョンのダウングレード(9から8へ)して入れ直し、SWAPの設定をしたところこの物騒なエラーは出なくなった。
そのSWAP(Windowsで言うところの仮想メモリ)の設定だが、事実上、インストール後にはコントロール不能になるからインストール前にホスティング会社のブラウザ上のコンパネから指定してやらねばならない。これが非常にわかりにくい。
そもそも、インストール前にそんな設定自体が存在するのかどうかも判らない状況。OSを選択したら、あとは一直線にインストールに突き進むだけのようにも見える。自動スクリプトは選べるが、SWAPの設定をしてくれそうなものは見当らない。
う~ん 初見殺し
これは詰んだと思いながら画面を穴のあくほど見つめていたら、無難そうなスクリプトをとりあえず選び、画面遷移させた次の画面の中にSWAPの領域を何MB確保するかどうかの項目を発見。初見殺しではあるが、設定が用意されているだけマシだろう。これがなければ本当に詰んでいた。